へっぽこマインドブレイカーのデッキ構築劇場 〜トーマとリリィ編

−のーてんさん、のーてんさん


どうしました?

−アクエリのデッキを私に組んでください


どうしてまた?

−アーサー様がsaga3になってから出番が無く、最近ずっとアクエリのソロプレイをやってるのですが…


そういえばアーサー王がマインドブレイカーかもって設定とかあったような…っつーか何してんだあの人。

−ついにソロプレイにも飽きたから相手してくれ、と私に。


アーサー王にデッキ構築も頼めば良いのでは?

キャメロットの騎士団の方しかカードが無いらしくてですね


…まあキャメロットの王様ですしね。
どういうデッキを使いたいんです?

−運命で結ばれた二人が力を合わせて戦う、みたいな感じでしょうか?ロマンチックで良いですよね!


あー、はいはい。少々お待ち下さいね。

まあそんなこんなで(?)誓約(エンゲージ)してから二人で戦うなのはForceの主人公コンビ、“トーマ・アヴェニール”と“リリィ・シュトロゼック”を使ったデッキを組んでみます。

・リリィ・シュトロゼック
現在“リリィ・シュトロゼック”のネームのみを持つカードは二種類。

【生命体型リアクター“リリィ・シュトロゼック”】
Character Card Wizdom
クリーチャー/スキャナー 0/(1)/1

《あなたの支配エリアのブレイクしている“トーマ・アヴェニール”》に+1/+1/+1する。

【シュトロゼック-4th“リリィ・シュトロゼック”】
Break Card WW②
クリーチャー/スキャナー 3/(3)/3
シールド/チャージ2
《このキャラクター》はE.G.O.のファクターを2つ持つ。
《あなたの使用する“トーマ・アヴェニール”のネームを持つブレイクカードのコスト》は手札に戻る。
X:目標の《あなたの支配エリアの“トーマ・アヴェニール”1人》にこのエフェクトのコストをパワーカードとしてセットする。

どちらもブレイクしている“トーマ・アヴェニール”を強化する効果ですね。
ブレイクカードの方は補給線としても優秀だったり。

・トーマ・アヴェニール
やたらと種類が多いんだよ!
まあそれはさて置き。
注目してみたのはこちら。

【ゼロ因子適合者“トーマ・アヴェニール”】
Break Card EEE③
ウォリアー♂/アスリート♂/スキャナー♂ 5/4/4
【ブレイクしている“トーマ・アヴェニール”のみブレイク可能。】
▼/バインド2/サーチ(“ディバイダー996”)
《このキャラクター》は精神ダメージを受けない。
このキャラクターがバトルまたはプレイヤーにアタックする場合、あなたのデッキの上からX枚捨て札することが可能。そうした場合《このキャラクター》に±0/+X/+Xして判定する。Xはこのキャラクターの精神力に等しい。

自身のアビリティでパワーカード消費無しで戦闘能力を上げられる割と珍し目な感じのブレイクカード。
専用パーマネントである【エクリプスディバイダー“ディバイダー996”】をサーチ経由で引っ張ってこられるのも優秀だったり。

このカードを軸にデッキを組み立てて行こうかと。

・なんというか
ちょいちょい言われてはいる事ですが“トーマ・アヴェニール”との相性って観点から見ると“リリィ・シュトロゼック”よりも“八神 はやて”の方が良いんじゃないのという話もある訳で。

【管理局特務六課“八神 はやて”】
Break Card EEE③
スカラー/ワーカー/イレイザー 5/(4)/4
シールド/チャージ2
《このキャラクター》から、あなたの支配キャラクターのアタックコスト・ガードコスト・エフェクトコストを代わりに支払うことが可能。
②:ターン終了時まで、目標の《あなたの支配キャラクター一人》に、インターセプト・ブレイクスルー・イニシアチブのいずれか一つを与える。

突破力の無い“トーマ・アヴェニール”に突破力を含むスキルを付与したうえでアタックコストを代わりに支払えるあたりシナジー抜群。
【管理局特務六課“八神 はやて”】を差し置いてまで【シュトロゼック-4th“リリィ・シュトロゼック”】を採用するには確固たる理由が必要、ですが・・・

・Divide Zero“Eclipse
その理由ならありました。

【ディバイドゼロ・エクリプス】
Project Card EEEEE⑤
範囲/瞬間
このカードのコストはブレイクしている“トーマ・アヴェニール”からのみ支払うことが可能。
《“トーマ・アヴェニール”以外のキャラクター全て》に-X/-X/-Xする。Xはあなたの支配エリアのブレイクしている“トーマ・アヴェニール”の精神力に等しい。

要するにぶっぱ。
撃つと大抵“トーマ・アヴェニール”以外更地になります(バインドX持ちを除く)。
敵だろうが味方だろうが容赦なく更地です。
コストが重たい上に場に残る“トーマ・アヴェニール”からしかコストを支払えないので中々しんどいカードです…が。
【ディバイドゼロ・エクリプス】使用宣言→レスポンスで【シュトロゼック-4th“リリィ・シュトロゼック”】のエフェクト使用宣言で“トーマ・アヴェニール”のパワーカードをガッツリ残す事が出来ます。
【ゼロ因子適合者“トーマ・アヴェニール”】のもともとの精神力を上げてやると【ディバイドゼロ・エクリプス】の威力が上昇するとともに一撃のアビリティを使用しての打点が重たくなるので速やかに相手を倒しきれる…ハズ。
万が一相手の大型や超大型がバインドXを使用して場に残っても自身のパワーカードを消費する事無くパンプアップ出来るのでぶっぱした後の組み立てが多少他の“トーマ・アヴェニール”に比べると考えやすいのも魅力的。
精神力を上げる方法としては【エクリプスディバイダー“ディバイダー996”】、【エクリプスリアクター“銀十字の書”】の二種類を。
どちらも(サーチ“トーマ・アヴェニール”)を持ってるので【ゼロ因子適合者“トーマ・アヴェニール”】と合わせると足りないパーツを探しやすいのが利点ですね。
【エクリプスリアクター“銀十字の書”】を利用すると【シルバースターズ・ハンドレッドミリオン】でのコントロール力が段違いなのでこちらも採用してみると吉かも。

という事で完成したレシピが以下。
リリィは(ディバイドゼロ・エクリプスの)犠牲になったのだ・・・
大ぶりな動きが素敵なデッキに仕上がったような気はしてたり。

次回は『バレンタインデーに贈る!バレンタインデイデッキ!』の予定で鋭意デッキ構築中だったり。

※冒頭の寸劇もどきに使用しました【王姫“グイネヴィア”】の画像ですが、こちらはアクエリアンエイジ公式サイト(http://www.aquarian-age.org/index.html)の画像を利用しております。該当画像の再利用(転載・配布等)は禁止しております。 (C)BROCCOLI