どうしました?
メリクリウスバトル、というのに行ってみたのですが、全然勝てないんです…
…そりゃまた一体どういう経緯で?
なんでも“構築済みデッキ限定戦”というのがあるそうなので、アーサー様とデッキを用意して行ったのですが…
構築済み限定戦の方でしたか。ちなみに使ったデッキは?
つ“緋賀ゆかり構築済みデッキ レミリア・スウェーデンボルグ”
もしかして構築済みデッキの製品そのままでしたか?
…なるほど。じゃあこのデッキを構築済み限定戦で頑張れるようにちょっといじってみましょうか。
今回は魔力の水嶺と同時に発売された緋賀ゆかり構築済みデッキ レミリア・スウェーデンボルグをちょっといじってもう少し構築済みデッキ限定戦で使いやすいようにしてみます。
・デッキの動き
デッキのエースカードは【スペルキャスター“レミリア・スウェーデンボルグ”】ですね。
このカードの持つエフェクトを活かして場をコントロールしつつ【死の刻印】による除去や【ソニックブレード】による突破を狙っていく形のデッキになっているように見えます。
この前のエントリーでも述べていますが、【ソニックブレード】の突破力を活かしたキャラクターによるビートダウンという戦略は現在の構築済み限定戦のカードプールにおいては大変強力な戦略ですね。
また、始まりの地球のみの環境で行われた大会で結果を残したのもキャラビートと呼ばれる【ソニックブレード】を活かしたキャラクター軸でのビートダウンデッキでした。
以上の点を踏まえた上で、デッキを拡張していきたいと思います。
とりあえず構築済みデッキを一個用意して、それに少しカードを足してあげる感覚でデッキを拡張して行きます。
良く始める際のアドバイスで聞かれる“構築済みデッキ二つ買えば良いよ”というのが本当かどうかちょっと試してみたいというのもあるのですが。
初期投資を抑えてそれなりに勝てるデッキが組めるっていうのをちょっとやってみたいなと。
・キャラクターカード
前回のエントリーに詳細な理由が書いてあるのですが、補給線として大変安定している【壷振り】は是非4枚欲しいところです。
また、“自爆展開”などとも呼ばれる序盤に自分の勢力フェイズ中にわざとアタックを受けてキャラクターカードを増やすという戦略にも役に立ち、アタッカーとしても高い攻撃力が優秀な【スペース・フロイライン】をもう2枚増やしたいところです。
同様の理由と、【ソニックブレード】の為の黄色ファクターを確保する手段が欲しい事から【魔女メイド】ももう2枚、そこに【戦士】を加えてキャラクターを2種類8枚積んでおきた
いところ。
ちなみに追加する【スペースフロイライン】と【魔女メイド】は少し前に教皇の祭壇、望刻の塔というエクスパンションにそれぞれ収録されています。
フレームについて特にこだわりが無い方はそちらを探してみるのもお勧めです。
おそらくアクエリアンエイジのシングルカードを扱っているカードショップではストレージボックスに入っている可能性が結構ありますので。
ちなみにドロー+のスキルを持っているキャラクターが多ければ多い程デッキの減るスピードは速くなりますがその分キーカードに辿り着きやすくなるので是非多めに積んでおきたいと考えています。
デッキの残り枚数が心細いならばそのキャラクターでアタックしてドロー枚数を調整するのも手です。
そしてメインとなる青のキャラクターカード。
こちらは【マギア】をもう二枚足してあげたいと思います。
経験から言うと大体メインとなる勢力のキャラクターはデッキに20枚入れれば安定すると考えているのでこの辺で。
分類アイコンが合わない【小悪魔ウェイトレス】、補給能力を持たない【ブロッカー】、分類アイコンこそ合うもののサブ色である【幻獣召喚士】には今回外れてもらいます。
in
【壷振り】4枚
【マギア】【魔女メイド】【スペースフロイライン】各2枚
out
【小悪魔ウェイトレス】2枚
【ブロッカー】【幻獣召喚士】各3枚
・ブレイクカード
こちらはほとんど変更の必要が無いようにも思えます。
ただ少し【コロネル】の持つインターセプトが活かし辛い、元のエフェクトが十分強いので【レミリア・スウェーデンボルグ】を重ねてブレイクする必要があまり無い、黄色のファクターを確保しやすくするために【マジカルクッキングウォリアー】を足した方が良さそうといった点が挙げられると思います。
今回は【コロネル】、【キャスター“レミリア・スウェーデンボルグ”】には一度外れてもらいましょう。
もちろん、デッキの防御力が足りないようであれば【コロネル】は是非足してあげたいカードですしエフェクトにこだわらずに速攻をかけたいと思うようであれば【キャスター“レミリア・スウェーデンボルグ”】は試してみる価値はあると思います。
in
【マジカルクッキングウォリアー】2枚
out
【コロネル】【キャスター“レミリア・スウェーデンボルグ”】各2枚
・プロジェクトカード&ファストカード
とりあえずデッキの肝にもなる部分である【ソニックブレード】を優先して用意してあげたいと思います。
今の環境であればおそらく【ソニックブレード】の上手な使い方が身につくだけでも大分勝てるようになると思われますのでここは特に重要じゃないかと。
また、確定で相手のカードを除去できる【死の刻印】も何枚か足してあげたいカードです。
【スペルキャスター“レミリア・スウェーデンボルグ”】のエフェクトや【ソニックブレード】をかけて攻撃力が上昇した【スペース・フロイライン】や【マジカルクッキングウォリアー】でも倒せないような相手が出てくるようならこのカードの出番がやって来ます。
また、先攻を取れた場合撃てるようになったタイミングで撃ってしまえば相手のファクターが削れて相手の手が遅くなるので優位を保ちやすいのも好感触です。
一方で使い勝手が良いとの評判である【幽体剥離】については今回は抜いても良いと考えています。
防御用のカードとしては大変優秀なのですが、いかんせんちょっとテキストがわかり辛いという欠点がありまして…特に【女子高生サイキッカー“渡来 愛花”】や【ソードファイター“フォルナ・スウェーデンボルグ”】のエフェクト、【妹天使“真代 詠”】のアビリティ、【シャイニースペル】や【ソニックブレード】などの強化スペル、【バースト・プラズマ】や【ワイバーン】のようなパーマネントカードとの関係が若干ややこしいのである程度ルールを把握してから使う方がベターな印象のカードなので…アクエリに慣れたら是非使って欲しいと思っています。
in
【シャイニースペル】1枚
【死の刻印】【ソニックブレード】各2枚
out
【幽体剥離】1枚
以上です。
ひとまず追加してあげるカードをまとめると以下ですね。
【壷振り】4枚
【マギア】【魔女メイド】【スペースフロイライン】【マジカルクッキングウォリアー】【死の刻印】【ソニックブレード】各2枚
【シャイニースペル】1枚
出来上がったデッキレシピをちょこっとだけいじったデッキがこちら。
多少採用されているキャラクターカードが違ったりしますがこれは私の手持ちのカードの問題です。
ええ、まあ。
…強いことは強いですよ
引きが噛み合わないとファクターがすぐ足りなくなるとかブレイクカードの取り回しが結構悪いとか、まあいろいろあるんですよ
ま、まあほら。この辺の事情を改善する方法はもう用意できてますから。
…過度な期待はプレッシャーですが、頑張ります。