個人的環境考察
なんか個人的メタ分析的なのとかそんなんを軽くまとめてみよう的な。
周囲で言われてることに自分が予選期間で感じたことを付け足すと大体こんな感じっていう話。
・白
≪花使い“日向 葵”≫の担保する除去＆バトル耐性
≪キネティックシュート≫、≪マインドアサシン≫、≪二学期デビュー≫といった最序盤に威力を発揮するスペル
≪病弱少年“遊佐 隆幸”≫＋≪コミュニケイトデバイス≫での柔軟なカード運用
デッキギミックを安定させる≪学園祭メイド≫の存在
まあメタ筆頭だよねって印象が強い勢力ですかね。
ミラーマッチが大概不毛だとか黒には≪ピンポイントリフレクター≫あたりの存在からしんどそうとかありますが序盤から相手の場に積極的に干渉出来てしっかりしたアタッカーも準備できるんだから文句は無しですね。
・赤
高い耐久力に起因するダメージ型の除去へのキャラクターレベルでの耐性
序盤の対スペルを担保できる≪仙術書≫、≪魔断ちの法≫
中盤以降の受けが広い≪太古神法≫、≪護巫女“厳島 美鈴”≫
エンジンとして優秀な≪七福招来“宝船”≫
豊富なアタッカー
全体的に速度不足、というか相手の場に干渉できるようになるターンが遅いのがデメリットでいまいち奮わない勢力ではありますが高い耐久力とペネトレイトを備えた≪剣巫女“弓削 遙”≫や≪東海青竜王“敖広”≫、≪新撰組“沖田 総司”≫、それらに準じる≪竜拳道師範“林 龍蘭”≫など突破力と耐久力を兼ね備えたネームは多いため速度の問題をなんとかする方法さえ見つかれば爆発出来るだけの力はあるんじゃないかと個人的には思っていたり。
≪七福招来“宝船”≫の存在からワンショット型のコンボも安定して運用できそうで可能性は感じます。
まあ現状その速度不足から“死んでる”とすら言われてますが…
・青
早い段階から動ける≪ダークネスペイン≫のような単体除去
≪ヴァルキリー“ラーズグリーズ”≫からの豊富な範囲除去の選択肢
複数ある環境へのメタカード
強さで言うと二番手か三番手位？
とにかく冥烙の門で得たヴァルキリーシリーズなどの影響が大きい勢力っぽいですね。
他にも一方殺されるハズだったバトルを無理やり相討ちより酷い状況に持って行ける≪死乙女“ブリュンヒルト”≫や大半のデッキで採用されるフェッチパーマネントや≪花使い“日向 葵”≫のようなキーカードをバニラ同然にする≪個人授業天使“ザドキエル”≫、ペネトレイトによる一点突破やバインドによる耐性を無かったことにする≪ミッドナイト・テラー≫など現状強いと言われるカードに対して良い具合に刺さるカードが多いのも好印象ですね。
問題点は耐久力が低く≪キネティックシュート≫が刺さり易い点。
とはいえ総じて環境の中では強い方ではないかと。
・緑
≪茨の枷≫、≪サイレンヴォイス≫といった序盤から相手のリソースに直接干渉できるスペル
≪ブラフマーの守護≫、≪金棒≫のような突破力を担保できるスペル
高いパラメータによる戦闘耐性の高さ
≪ドレイン≫、≪ダークネスブラッド“レイ・アルカード”≫等の除去耐性を無視できるブレイク剥がし
≪合成獣人“鬼狸狐”≫を筆頭とした爆発力
鬼狸狐を軸にしたデッキとしか当たってないからなんとも言えないけどこういう感じかな。
白と同じく序盤向けのコントロール要素が強い印象。
ただまあ漫然と強いカードを積んでるだけだと他の勢力に比べてデッキの軸がブレ易いのには注意かな？
コントロールを目指すか速攻を目指すか中速ビートを目指すかでデッキ構築ががらりと変わるのは面白いっちゃ面白いけどね。
・黄
≪インペリアル・オーダー≫による銀弾戦略
≪カース・リチュアル≫、≪血盟≫、≪アブソリュート・ヴァニッシュ≫、≪次元の檻≫といった優良スペル
≪シャーマニックペイント“ニッサ・ルィ・ウェズン”≫のような搦め手の戦略
ほとんど予選で当たった経験もないのもあって怖い勢力。
≪墓守≫が禁止になったりで≪伏龍“諸葛孔明”≫の使い辛さが上がってるとは言え≪九柱神“ネフティス”≫の補給力や除去、パンプスペルが≪次元の檻≫の効果と上手い具合に噛み合ってるので未だに怖いのは間違いないですね。
≪インペリアル・オーダー≫からの柔軟なカード運用が出来るのも良さ気。
・黒
高打点からのビートダウン
≪オファニムの長“オファニエル”≫等の太い補給線
≪グラビトン≫を筆頭とした優良焼きスペル
前の環境のメタ筆頭だった勢力。
今回も白に対して有利がつく勢力なので確実に多いような。
白・青・黒とそれぞれがファストタイミングでお互い焼きあう構図が見えるのでこの辺がどういうバランスで残るのかっていうのが個人的な見どころ？
≪ピンポイントリフレクター≫は相変わらず強そう。
まあだいたいこんな感じかなと。
カードプールが広がって混沌としてるせいでまあどの勢力でも勝ちに行ける感じがするのが良いですね。
結構冥烙の門の影響は大きかった印象だったり。
